練習メモ

テーマ 定番
Impressions

1.この曲について

いうまでもなくコルトレーン先生の代表曲ですが、一般に言われているように、マイルスの「So What」と同じ、というのはぼくは違うと思うんです。「So What」はメロディを半音上げるだけで曲を展開するのがキモなので、メロディーラインも単純に半音上げるだけです。

それに対し、「Impressions」はメロディーラインが違います。サビはドリアンというより、Abミクソリディアンなサウンド。ソロの時もこのサウンドは維持されます。コルトレーンの方がより音楽的と言えるでしょう。まあ、大差ないけどね。

2.テーマ

ピアノのバッキングはいわゆるマッコイ・パターン。サビのベースはペダル・ポイントでもいいが、4分音符でAbで刻んでみましょう。

3.エンディング

コルトレーンに倣って。

4.参考演奏

レアものということで、スティーブ・グロスマンがSomeday(当時は新大久保にありました)で行った演奏。マスターの森さんがVolume1がいっぱい売れたら、Volume2を出すと言ってましたが、結局、Volume2は出ずじまいでした。

Live at The SOMEDAY /
Steve Grossman
Mugen Music
Steve Grossman tenor sax
寺下 誠 piano
鈴木 良雄 bass
吉田 正広 drums
1987年録音  

5.データ

この回で紹介したデータをまとめておきましょう。

 
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