1.「循環」じゃなく「リズム・チェンジ」「オレオ」に代表される曲を日本では「循環」と呼びますが、正式には「アイ・ガット・リズム」という曲のコード進行(チェンジ)という意味で「リズム・チェンジ」と言います。 リズム・チェンジはブルースと並んでジャズの定番です。ブルースはいろんなキー、いろんなテンポで演奏されますが、リズム・チェンジはキーはBb、アップ・テンポで演奏されることが多いようです。 正直に言いますと、ぼくはリズム・チェンジが苦手でして、ジャズを始めて三十余年、これまでまじめに取り組んだことがありませんでした。みなさんはそんなことがないように、頑張りましょう。 2.テーマリズム。チェンジはA(8)−B(8)−A(8)−C(8)の32小節ですが、テーマは譜割りが難しい曲が多いです。この曲も意外と難しい。 3.Aリズム・チェンジの何が嫌いかっていえば、トニックのB♭がいっぱい出てくるところ。基本的なコード進行は以下の通り。 さすがにこれではつまらなさすぎるので、こんな風に変えるといいかもしれない。あんまり変わらないか。 4.BBは7thコードの4度進行が基本。 これはII-Vに分割することも出来るが、全部分割してしまうとやり過ぎ。 最初と最後をII-Vにするのが定番か。 5.参考演奏二度目の登場のアルバムです。
6.データこの回で紹介したデータをまとめておきましょう。
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