1999年 8月20日更新
タイトル・ロゴ第1部
これは千葉県浦安市に住む島袋 ひろ子(OL 25歳 仮名)が、一念発起しジャズ・ピアノを始め、上達していく物語である。
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第7話 デジタル武装計画 
〜パソコンの活用方法 番外編〜
五反田: 実はわしの使っている「Logic」というシーケンサー・ソフトは正確には「Logic Audio」というんじゃ。つまり、普通のMIDIシーケンス機能とハード・ディスク・レコーディング機能を持っておるんじゃ。

「ハード・ディスク・レコーディング」といっても判らんかな? ハード・ディスクに人間が実際に唄った声や生楽器の音を録音するんじゃ。そう、全くテープに録音するのと同じに。

これがMIDIシーケンサーと一体化するとどうなるかというと、MIDIのパートに合わせてボーカルを録音したり、生のドラム・パターンを録音してそれをループさせてグルーブ感を出したりが出来るわけじゃ。

録音するのは生音だけに限らない。CDなんかはデジタル・データとして直接、取り込むことが出来る。

で、わしはそれをどう使っているのかというと、驚くなかれ、コピー・マシンとして使っておるんじゃ。第7話でAKAIのRiff−O−Maticを紹介したが、それの超高級機になるわけじゃ。

「Logic Audio」でも「音程を変えずにテンポを遅くする」ことが可能で、しかも、こんな風に音の波形を見ながら再生することが出来る。

波形

この波形を見ながら、例えば16分音符4つ分ずつ再生させたり、音程が取りづらい1音をループさせて再生させることが可能なんじゃ。

これがあるからわしはAKAIのRiff−O−Maticを使わなくても細かい音符のコピーが出来る。

でもこれはひろ子くんには内緒じゃよ!

つづく
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