1.テンポとノリまずは前回の練習で四分音符=150というゆっくりテンポで演奏したものを改めて聞いてみましょう。 これを最新デジタル・テクノロジー(笑)でテンポを4割増しの四分音符=210で聞いてみましょう。 ぼくが一カ所音を間違えてる以外は「まあまあ」のレベル。テンポアップして聞くと誤魔化されそうですが、若干、ノリが甘いように思います。 次は本物も聞いてみましょう。 これをまた最新デジタル・テクノロジー(しつこい?)でテンポを4割落として聞いてみましょう。 ぼくらとの違いがわかりますか? 2.この曲のノリについて始めに結論を言ってしまうと、この曲は4ビートですが、8分音符は均等に弾きます。それがこの曲のキモです。 最初の練習で言ったと思いますが、古いジャズほど8分音符のオモテとウラの長さが違い、時代を経るに従ってオモテとウラが均等な長さに近づいていきました。それでもやはり、微妙にオモテの方が長いのが実情です。 しかしこの曲の場合はオモテとウラの長さ比がほぼ1:1と言っていいでしょう。つまり4ビートの体裁を取ってはいますが、この曲は8ビートだということ。少なくともテーマは。 MIDIでも確認しておきましょう。 ピアノがグリッサンドやったり、合いの手フレーズを入れたりといろんなことをやっていますね。是非、次回はトライしてみてください。 ソロに入るとさすがに4ビートっぽくなりますが、テーマの勢いに釣られて、かなり均等な8分音符に近いノリになっていると思います。 3.構成前回の練習の最後のテイクでピアノ・ソロのあとにイントロ・パターンをやっていましたが、ここはいきなりドラムソロです。確認の意味で構成を載せておきます。 4.おわびソロ前のテーマに誤りがありました。訂正します。譜面も訂正しました。 誤) 正) |
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