1.Steps、Three Quartets、そして香津美さん1980年12月にマイク・マエニエリがマイケル・ブレッカー、ドン・グロルニック、エディ・ゴメス、スティーブ・ガッドを擁してStepsとして六本木ピット・インを中心に数多くのライブを披露し、帰国したマイケル・ブレッカーは翌1981年1月〜2月にチック・コリアの「Three Quartets」を録音、Steps来日時に客演も行った渡辺香津美さんが日本人だけのバンドを結成して1981年5月にアルバム「Talk You All Tight」を発売しました。 その「Talk You All Tight」のラストを飾ったのが、4ビートの「Kang-Foo(カンフー)」です。間近にStepsを体験した香津美さんならではの「新しい4ビート」の解釈と言えるでしょう。 2.イントロ意外と譜割りが難しいイントロ。曲全体を通じてGのペダルが特徴です。 3.4ビートなテーマテーマは一応4ビートですが細かいキメが散りばめられており、ベースもランニングに拘らない自由なラインを弾いています。 テーマは2回繰り返しましょう。 4.ソロ前テーマテーマのショート・カット・バージョン。 5.テナー・ソロの1コーラス目先発ソロのテナーの1コーラス目は白玉系バッキング。 2コーラス目からは4ビートにします。 6.テナー・ソロからピアノ・ソロへソロの最終コーラスはコード進行が若干違います。イントロ・パターンを経てからピアノ・ソロに入ります。ピアノ・ソロは最初から4ビート。 7.ピアノ・ソロからドラム・ソロへピアノ・ソロからドラム・ソロを挟んであとテーマに入ります。 8.エンディングテーマを1回演奏して、イントロに似たエンディングに入ります。 9.参考演奏オリジナルの演奏はこのアルバム。
ですが、ここでお手本とするのは同じメンバーがアルバム発売後にFM東京のスタジオで行った演奏。構成もこちらに準拠します。カセットから起こしたので、相当に音悪いです。
10.データこの回で紹介したデータをまとめておきましょう。
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