1.この曲についてまたまた、ジョン・コルトレーン大先生のナンバーです。これもあまり取り上げられることはありませんが、意外と普通の曲なんです。 2.テーマ一聴するとわかりづらいかも知れませんが、8小節からなる主メロディを3回繰り返した24小節に続き、16小節のテナーソロを経て、再び24小節の主メロディの、合計64小節がテーマです。 テーマのキモは何と言っても1小節目4拍ウラのアクセント。これなくしては成立しません。ベースはBbのペダルを弾いています。特定のパターンなどは感じられませんが、概ねこんな感じでしょうか。 3.ソロ以下の8小節を繰り返します。コルトレーン大先生はピアノソロの途中からEbm一発になり、テナーソロはアタマから一発で演奏していますが、ぼくらは単純にこの8小節を繰り返しましょう。 なお、このコード進行はチック・コリアの「Quartet No2. Part2」と同じです。 ついでですので「Quartet No2. Part2」のリードシートとピアノ・ソロ譜をデータに載せておきます。 4.エンディングテーマの前半部、つまり主メロディーを3回演奏して、Impressionsと同様の終わり方で。 5.参考演奏言うまでもなくコレ。「至上の愛」4部作の2曲目が本曲です。ちなみに3曲目の「Pursuance(追求)」はBbmのブルースです。
ついでに同じコード進行のコレ。E♭m7/A♭はA♭7の代わりというのはもう良いよね。
6.データこの回で紹介したデータをまとめておきましょう。
|
|||||||||||||||||||||||||||||