練習メモ

テーマ All Of Meの応用?
I'm Sorry

1.All Of Meの応用

この曲はいろんな要素がてんこ盛りですが、ソロに関しては「All Of Me」の応用です。つまり、コーラスの途中を繰り返します。リハーサルマークではCの部分。むしろ、その繰り返しの部分がソロのメインなんですが。

2.ルバート始まり

テーマをルバート、つまりテンポを自由に動かしながら演奏します。MIDIでは再現が難しいですが、テナーとピアノのデュオで演奏します。最後の4小節でベース、ドラムスが加わって、ビートに乗ります。

3.普通にもう一度テーマ

もう1コーラス、今度は普通にテーマを演奏します。

4.テナーソロ

何コーラスか、普通にソロをとってもいいですが、ここでは1コーラスで繰り返しに入りましょう。A、Bと普通にソロを取って、Cを繰り返します。合図でDに進行し、ソロを交代します。

5.ピアノソロからベースソロ

ピアノソロもテナーと同様に進行します。合図でDに進行しますが、最後だけちょと違う。Eはベースソロにしましょう。Fは意外とリズムが難しい。

6.ラストテーマ

「All Of Me」と同様にラストテーマでもCを繰り返します。Dからエンディングに入ります。

7.参考演奏

オリジナルの演奏はこのアルバム。イントロが今回とは異なります。

Love Play / Mike Mainieri Arista B 19D-47024
Mike Mainieri vibe
Michael Brecker tenor sax
Warren Bernhardt keyboards
Tony Levin bass
Steve Gadd drums
David Spinozza guitar
1977年録音  

当時の若手実力者が一堂に会した日本のライブ・アルバムから。今回はこの進行に沿っています。長らくCD化が待たれていて1998年にタワーレコードがCD化、さらに雑誌「アドリブ」の松下編集長らが頑張って2002年に再CD化されました。そして今月、3度目のCD化が実現しました。

The New York All Starts Live / 深町 純 Roving Spirits RKCJ-6015
Mike Mainieri vibe
Michael Brecker tenor sax
Richard Tee piano
Anthony Jackson bass
Steve Gadd drums
Steve Khan guitar
1978年録音  

こちらは入手可能ながら、マイケルのソロにバッサリとハサミが入っています。許せん。

Blue Montreux / Arista All Stars BVCJ-37065
Mike Mainieri vibe
Michael Brecker tenor sax
Warren Bernhardt keyboards
Tony Levin bass
Steve Jordan drums
Larry Coryell guitar
1978年録音  

8.データ

この回で紹介したデータをまとめておきましょう。

 
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