1.12/8拍子で考える「リズムを大きく捉えなさい」みたいな教えがあり、ぼくもよく言ってる気がしますが、今回はその逆で、リズムを細かく捉えてみたいと思います。宇宙を語るのに量子論が必要なように、まずはディテールを把握してから、全体を捉えるということで。粗い目のザルからは大事なモノがいっぱい落ちてしまいますからね。 6/4拍子を12/8拍子にする、と言っても簡単な話です。8部音符を基本にすればいいだけです。 2.ベースパターンを分析ベースパターンを12/8拍子で表してみましょう。 12拍子のどこに音が鳴っているかを表すとこんな感じ。1、3、4、6、8、10、12です。 この図をじ〜っと見てると、前半分と後半分で分かれてる気がしませんか?前半6拍が1-2-3、1-2-3で、後半が1-2、1-2、1-2みたいな。 これを基本ビートにして、ベースパターンを鳴らしてみましょう。 3.ドラムの例この基本ビートからドラムを考えてみる。 もうちょっと手数を増やして。 4.つまりつまり、こういうポリリズム的なアプローチが必要と言うことです。まあ、すぐには理解できないかもしれないけど、10年後ぐらいには出来るようになってね。 5.完成型イメージが掴めるように、全体をMIDIにしました。
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